知ってる古文の知らない魅力 (講談社現代新書)価格: 735円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 タイトルは、中学・高校古文教員への皮肉のように思えますが、確かになかなかここまで授業で触れる余裕は一般の学校では無理だと思います。ただ、こういう内容をふまえていて、さりげなく授業で話してくれる教員こそ、本当に力のある教員だと思います。内容は研究書を易しくかみ砕いて紹介しており、教養教育に適しています。近世文学研究者らしく、近世文学における享受に重点が置かれていますが、古典文学会賞受賞者の力量を充分に発揮した好著といえるでしょう。細かい点を指摘すれば、『枕草子』「春はあけぼの」の季節感の部分は、もう少し厳密に考察してほしかったです。都合良く書いている部分があると思いました。 |
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センタ?・マ?ク基礎問題集 古文価格: 735円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 安くて薄くて分かりやすい、という、おそるべきシリーズでした・・・。 古文・漢文はとにかく基礎さえおさえれば点は取れるので、小難しい私大用参考書や赤本で悩むより、解説の文章が自分と相性が合う基礎レベルを選んで正解でしょう。うまくすればセンター入試ってテもありますしネ! ただし、解説はよくよく読み込んでください。解けたからってふっとばすのは勿体無いので。 |
一目でわかる古文ハンドブック―大学受験 (東進ブックス)価格: 1,000円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 古文の参考書に散見される悪弊がある。それは、知識の深度を追及するあまり、図解や索引が非常に勝手の悪いものになっているということ。
本書は、その悪弊からは自由であるという意味で、逸品だとすら言えるか。というのは、本書は見開き2ページで一つの品詞の説明が完了しているから、索引から開いた時に瞬時に重要事項の確認ができる。実は、古文においてこの手の文法書は、めっぽう少ない。 例えば、ふと失念した接続関係などを調べようとしただけなのに、文法書の段階的な説明やゴロ合わせのおちゃらけた風情が目にちらついて、苛ついたことはないだろうか?その経験がない人にはあまりお勧めしない。 |
現代語の例文で覚える古文単語250―大学入試 (シグマベスト)価格: 882円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 先日、この単語帳を買ってみたのですが、ものすごく覚えやすいです。ゴロゴも持っているのですが、こちらの方が遥かに連想しやすい例文となっています。で、覚えやすいからページが進む進む。片手間にやっても、一日に50個はイケると思います。この本を何度も繰り返せば、古文に対する苦手意識も無くなるのでは?『250個じゃ足りないんじゃ…』と数に不安があっても、それは長文をやっている内に補えると思います。もっと早くに出会いたかった!
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文型・単語整理 基礎からわかる古文価格: 663円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 基本的に高校生向けの学参書である。口語の知識をもとに文語における相違点を把握させることによって文語文法を理解させる方針で、具体的な学習計画も提案されている。文語と口語の相違、とくに用言たる動詞と助動詞の活用が簡潔に整理され、活用を憶えるためのコツが【チェックポイント】としてまとめられている。概して日栄社の出版物は良心的な値段のものが多い。また学生でなくとも社会に出ると新聞、雑誌、小説・随筆・雑学書等の文章を読む機会が多い。そこで現代日本でも意外と「古文脈」が息づいていることに気づかされる。旅に出かけて寺社仏閣・名所旧跡を見学した際、そこで入手した案内書や碑文なども古文の知識があれば自分で読め |
古文解釈の完成 中・上級問題集価格: 999円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 ここまでやれば完璧である。しかし、古文にここまで時間を割ける受験生はどの程度いるのか。大多数の受験生には縁のない本であろう。 |
入試にでる古文単語が面白いほど記憶できる本 (上巻)価格: 1,260円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 絵が可愛くて、フルカラーでやる気が出ますね。
やっぱりただ羅列してあるより、お話の中で学ぶ方がいいです!
けど上下合わせて350語ぐらいと少ないので星4つです。 |
実戦トレーニング古文単語価格: 851円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 字は実践ではなく実戦です。 実戦トレーニング古文単語600と同じ著者が新たに作ったものですが、例文の解答が下にあるように改めてあり使いやすくなっています。古文常識や説明も豊富で、これと文法で古文はかなりいけます(*^o^*) |